学びのサードプレイス
13日目。
思いついた時には、連続で書く。
今回は、学びの場作りについて。
やりたいことがある、
それは【学びを、ほぐす場】をつくることである。
これまで、学ぶということは、何か新たな知識を獲得することだと思っていた。
しかし、今の仕事を始めてから、多様な価値観を持つ人たちと出会い、話すうちに、この考え方が変化してきた。
それは、自分の見ている狭い世界に囚われることなく、自分の持っている価値観の偏りを自覚し、思い込みの枠を外していくことの大切さである。
そして、これこそが、学ぶことではないのかと。
少し言い換えると、他者との対話を通して、
今まで自分が得た知識や経験と、そこから形成されている価値観を一旦全てときほぐし、
知識や経験に新たな意味づけを行いなおすことで、これまでの思考の枠組みを外していくこと。
この変化こそが、学びなのではないか?
という仮説である。
今までの学びをほぐし、再構築する場。
単に知識やノウハウを提供するのではなく、
集まった個人が、自らを一人称で語りながら、経験や知識をストーリー的に語ることで、
他者との違いを感じ、愉しむ。
こんな場を作って行きたい。
※サードプレイスとは、レイオルデンバーグが提唱した概念。第1の場所としての家、第2の場所としての職場、そしてイギリスのパブ、フランスのカフェのようにリラックスした雰囲気の中で対話を行う場を示す。
サードプレイスの特徴は、【インフォーマルで、ハプリックな営み】を促進する場とされる。
つまり、他者に強制されず、個人の自由意志に基づいて行動していること。一人で行われるのではなく、他者との関わりの中で行われる活動のこと。