オープンなコミュニケーションとは
12日目。
GW真っ盛り。
再び、コミュニケーションについて考えてみる。
参考書は、おなじく、
【ダイアローグ 対話する組織】
◎効率的なコミュニケーション
◎緊密なコミュニケーション
◎オープンなコミュニケーション
この違いは何だろうか?
知識をどのように捉えているか、価値観を同一化すべきかどうかで整理できる。
まず、効率的なコミュニケーションとは、
知識を伝達可能なものとみなし、一方向に効率的に伝えること。
緊密なコミュニケーションとは、
かつての家族的な結びつきをもった企業が、組織に隷属する形で、全社一丸となって行動すること。
オープンなコミュニケーションとは、
両者と異なり、単なる情報の伝達ではなく相互理解を重んじ、かつ、組織の結束力よりも個人の主体性の発揮を重んじること。
具体的には、
●真剣な話し合いでも、相手を打ち負かす敵対的なムードではなく、友好ムードを保つ
●意見や考え方に優劣はなく、一つ一つの意見や考えかたにユニークさを見出し、尊重する
●意見の相違から目はそらさず、お互いの違いを浮き彫りにし、受け入れる
●一般的に、、、という三人称の見解ではなく、私を前面に出した一人称的な視座から、経験や思いを語る
そして、これらは全て対話を行うキーポイントでもある。
すなわち、組織において対話=オープンなコミュニケーションがとれてる状態とは、
自律した個人と個人の関係を保ちつつ、同時に、深い相互理解を生み出していくことである。
これは、組織を離れた学びの場でも応用可能なことばかり。
働く大人が集まる場づくり行なっている自分にとって、とても良いヒントになると感じた!