しーしー奮闘記! 〜保育園の中心でコミュニティデザインを叫ぶ。〜

こどもを中心としたまちづくり。保育園を、コミュニティのハブにする。こどもが歓迎される社会をつくる。一人ひとりに居場所と役割がある地域をつくる。そんな使命を掲げるブログです。

2017-01-01から1年間の記事一覧

CC会での対話を踏まえて

まちの保育園・こども園では、各園にコミュニティコーディネーター(CC)が1人ずつ配置されている。 一ヶ月に一度、そのメンバーが集合して、近況の報告、対話を行うのがCC会だ。 CC同士での対話はいつも面白く、 一人一人、個性は違えど、共通している点が…

Beyond Lab #1 の振り返り 

昨日は、いつも朝活仲間のふたせんさんと、温めていた学びの場をスタートした。 なによりスタートを切れたことの喜びは大きいものであるが、記憶の新しいうちに、心に残った事と、場の設計について振り返っておきたい。 ※今回の場を「Beyond」と銘打った経緯…

新・保育所保育指針は何が変わるの?

久しぶりに、固めのテーマで書いてみる。 来年度(平成30年)に施行される「新・保育所保育指針」。 改訂の背景について、最近学んだ事を触れてみる。 (そもそも保育所保育指針とは…保育所保育の基本原則である。これを基に各園は独自の理念に沿った保育…

3歳児神話はあるのか?

子育て・保育の世界では、しばしば耳にする3歳児神話。 今回はNHKの記事に感化されて、これに触れてみる。 www3.nhk.or.jp この3歳児神話に苦しめられているお母さんは、たくさんいるのではないか。 子どもを育てながら仕事を続ける事に後ろめたさを感じ、…

コミュニティコーディネーターは仕事か

珍しい名前の仕事をしている。 コミュニティコーディネーターという。 直訳すると、共同体調整者だ。ますます訳がわからないと言う人もいる。 保育園の中に、コミュニティコーディネーターという職種があるというと、どんな仕事をしてるんですかと聞かれる。…

自分にとっての「当たり前」(しかも知らずのうちに創られた)を疑うこと。それが対話の目的。

続き。 ラーニングバーの実際の話を追って見る。 前回の記事は、こちら。 naka24nsuke.hatenablog.com ◎ラーニング・バーにおける3つの精神 *茶道の精神にならって… ①準備を整えて参加者を待つ (支度) ②参加者がくつろげる空間を演出する (しつらえ) ③…

アンラーンについて 〜ラーナビリティが高い個人になるために〜

今日は、こちらの本を読んでみて。 goo.gl ここ最近、「学びの場」を作る機会が増えていることから手に取った本。 直感的に、「学びの場」においては、内容が重要なことはもちろん、 その学びを最大限に引き出す為の場づくり(空間、時間Design)も重要だと…

教育(保育)実践は、Doing & Talking で成り立つ。(白梅大学・無藤先生)

本日は、メモ程度に。 Facebookの無藤先生の投稿、『教育や授業は実践自体とともに、それについて言葉で表現し、語り合うことから成り立つ … 自己とまた同僚と絶えず対話していくのであり、実践の身体知であると同時に、言葉に大きくよっている』 =====…

「なに」から始めない。「なぜ」から始める。〜ゴールデンサークル〜

今日は、隔週開催の朝活。 テーマは、学び✖️地域で、少人数でひっそり行なっている。 毎回、同じ動画を見て感じたこと気づいたことを素直に言葉にする。 https://youtu.be/F0fhcdbhzpo youtu.be 今回は、こちらのサイモンシネックさんの動画が題材になった。…

幼少期に必要な「学び」とは何か? 

今日は、こちらの学校が主催のシンポジウムに参加。 普段からお世話になっている先生が基調講演ということもあって。 www.myojogakuen.ed.jp 気づきをたくさん得たので、備忘録として書いておく。 タイトル『幼少期に必要な「学び」とは何か』 ◎「学び」とは…

音の環境について考える。

16日目。 保育園における、音環境について言及した記事。 子どもたちが安定して過ごせる環境を整えるために熟読したい。 http://style.nikkei.com/article/DGXMZO04418720U6A700C1NZBP00

ごちゃまぜな社会を目指す

15日目。 ブログが、メモ化してきた、危険信号だ。 今回は、ごちゃまぜな暮らしについて。 2017.6.1の日経新聞夕刊に、社会福祉法人佛子園の、雄谷良成理事長の記事を発見。 福祉施設を作ろうとしたときのエピソードが印象的。 (以下、引用) 「障害者を施…

先生から変えるニッポンの未来

14日目。 先生から変えるニッポンの未来と題したシンポジウムに参加。 主催は、ティーチャーズイニシアティブ。 http://teachers-i.org/ 主体的に学び続ける教師を支援するという枠組みに共感する内容だった。 書きたいことは色々あるけど、特に印象に残った…

朝、人と会うというメリット

14日目。 今朝は、6時半から、 高いモチベーションを持ち続けている先生と対話。 今、自分の中で揉んでいる企画を相談した。 コンセプトとしては、「人生の学びのbar(場とかけている)」 保育園の一室を使って、夜7時〜9時、 地域の様々な大人が集まって、…

学びのサードプレイス

13日目。 思いついた時には、連続で書く。 今回は、学びの場作りについて。 やりたいことがある、 それは【学びを、ほぐす場】をつくることである。 これまで、学ぶということは、何か新たな知識を獲得することだと思っていた。 しかし、今の仕事を始めてか…

オープンなコミュニケーションとは

12日目。 GW真っ盛り。 再び、コミュニケーションについて考えてみる。 参考書は、おなじく、 【ダイアローグ 対話する組織】 2009年 ダイヤモンド社 中原淳 長岡健 ◎効率的なコミュニケーション ◎緊密なコミュニケーション ◎オープンなコミュニケーション …

問題解決から問題設定へ

11日目。 長らく空いてしまった。。。 継続こそ力なり、の中で、内容の質より継続することを優先することが出来なかった。 今後の対応 ◆書くことをルーティン化する、時間帯を決める。 →仕事に向かう電車が30分あるので、そこの間で書くことにする さて、本…

コミュニケーションの本質は。

10日目。 なんとか、ここまで来た。 先日の研修から引き続き、コミュニケーションをネタに書いていきたい。 今日は、こちらの本を紹介したい。 『ダイアローグ 対話する組織』中原淳・長岡健著、ダイヤモンド社、2009年 ダイアローグ 対話する組織 作者: 中…

文明と、文化の違いって何ですか?

9日目。 文明と、文化の違いについて。 保育の研修の中で、めちゃくちゃ有名な先生が仰っていた。 「食」は、「文化」です。 「子育て」も、「文化」です。 ところで、「文明」と「文化」の違いって、分かりますか? これに対する明察が、この2年半、保育園…

子育てと政治の距離

8日目。 子育てと政治の距離。 私は、もともと政治に近い仕事をしていたこともあって、 国会関係のニュースや政治の動向はちょっと気にしている。 今は、保育園で働いているので、幼児教育や保育に関係する話題(特に最近でいえば「保育園落ちた、日本死ね」…

心と体を耕すこと。土づくりと教育の接点について。

7日目。 私は、耕す ということば大好きだ。 なぜなら、耕す ことこそ、教育の本質を感じるからだ。 昨日は、子どもたちと一緒に、ジャガイモを植えるための準備を行った。 屋上にある小さな畑の雑草を抜き、新しい土を足して、そこに落ち葉で作った腐葉土を…

分かりやすいしゃべり方に変えてみる、の件

6日目。 前回の話題は、一旦置いておいて… (印象に残ったことは、その日のうちに書いておかないと忘れそうなので…) 今回は、分かりやすい話し方をしたい、という件。 なぜならば、仕事柄、人と会う機会、話す機会が多いのですが、 どうしても話が長くなっ…

保育や教育の現場における業務改善を考えてみる件

5日目。 最近、保育園を取り巻くニュースは見ていて悲しいものが多い。 特に、保育士の働く環境は、長時間労働が前提となっていたり、きちんと残業代の保障がなかったりと、あまりに酷いものばかりだ。 では、これは保育園に限った問題なのか? 小学校や中学…

保育園、誰のためのものか。地域編

4日目。 保育園は、誰のためのものか。 もちろん、通所している子どものため。 そして、就労、または求職や病気のために子どもの保育ができない親のため。 長らく、以上の大きな二つの役割を果たしてきた。 そこに、地域子育て支援事業が位置付けられ、保育…

慣れ保育とは何か。

3日目。 保育園独特の文化、慣れ保育。慣らし保育とも言う。 保育園は、春休み、夏休みなどといった概念は存在しないため、4/1から新入園のこどもを迎え入れる。 その多くは、0歳〜1歳児である。 ※2歳児以降は持ち上がりで進級するこどもが多いので、新しく…

小学校の入学式に来賓として参加した件

2日目。 今日は、小学校の入学式に出席しました。 桜満開、快晴に恵まれた天気でした。 多くの場合、卒園児が入学式する保育園は、声がかかります。が、自分が親になるより早く小学校の入学式に参加するとは思いませんでしたが、保育園の入園式とは全然違う…

「継続は力なり」を約束してみる。

はじめまして。CC(しーしー)と言います。 大学卒業後、国家公務員を経て、豆腐の引き売り士(リヤカーでラッパ吹くやつ)を1年間行い、その後また公務員に戻り、現在は保育園で働いています。この変な経歴は追って書いていきたいと思っています。 交流の…