教育(保育)実践は、Doing & Talking で成り立つ。(白梅大学・無藤先生)
教育(保育)実践は、Doing & Talking で成り立つ。
保育や授業は実践自体とともに、それについて言葉で表現し、語り合うことから成り立つ。そのことが専門性を高めていく。不立文字ではない。自己とまた同僚と絶えず対話していくのであり、実践の身体知であると同時に、言葉に大きくよっている。
この20年、実践の身体性、環境性、暗黙性の認識とそこに関わる言葉の重要性の双方の追究が広がった。学習指導要領でも幼稚園教育要領でも保育所保育指針でも、少しずつ明記されるようになった。
ただ、保育士の場合、語り合い振り返る言葉の意義と、保育所実践における時間的保障が弱い。今の改善の大きな目標だと思う。
==========
組織としての課題は、
①振り返りのもたらす意義を理解する(感情、科学的知見 の両面から)
②時間的保障(これは、保育士の働き方、補助金交付の仕組みまでさかのぼる)
③対話のできるチームづくり(場の設計)
さあ、そろそろ指針改訂と学習指導要領の改訂についても、勉強しますか!