しーしー奮闘記! 〜保育園の中心でコミュニティデザインを叫ぶ。〜

こどもを中心としたまちづくり。保育園を、コミュニティのハブにする。こどもが歓迎される社会をつくる。一人ひとりに居場所と役割がある地域をつくる。そんな使命を掲げるブログです。

CC会での対話を踏まえて

まちの保育園・こども園では、各園にコミュニティコーディネーター(CC)が1人ずつ配置されている。

一ヶ月に一度、そのメンバーが集合して、近況の報告、対話を行うのがCC会だ。

 

CC同士での対話はいつも面白く、

一人一人、個性は違えど、共通している点があることが分かって来た。

 

これまで、私は、CCを一言で言うと、

人と人をつなぐ、子ども(保育園)とまちをつなぐ

存在と捉えて来た。

 

 

これに加えて、今回得た学びはこれだ。

人を活かし、人に活かされる存在であれ

 

どんな流れで得たかと言うと…

今回のテーマは「CCは、どのように教育・保育に生きているか?」であった。

それは、地域の資源を保育に活かす事で園内では出会えない人にあえたり、経験をできたりするという直接的なものにとどまらず、間接的な影響もたくさんあるのではないかという話になった。

一例をあげれば、

・子どもだけでなく、大人(親、地域の人)にも活躍の出番をつくり、生き生きと暮らせる文化を育み、その背中を見て、子どもたちが地域、社会に希望を持つ。

・事務用務、困りごとを解消することで、保育士が本来業務(こども一人ひとりの育ちを丁寧に汲み取り、仲間と対話し、環境設定など)である保育に集中する事が出来る。

 

やはり、園内で子どもたちのことを一番理解しているのは担任の先生である。これは間違いない。

その先生が保育を通して実現したいこと、しかし自分だけのキャパシティではなできないときに、すすっと横から出ていって、時に業務のアシストをしたり、環境に手を加えたり、素材を揃えたり、地域の人をお呼びしたり、一緒に地域に出かけていったり、、、どんどん豊かにすることができる。

CCという、ファンクションを活用する事で、その幅を大いに広げることができる。

 

なにも、CCが全てを企画して、保育という日常の営みの上に、突発的に落としていく事は不自然だ。

むしろ、CC自身が、保育者にどう活かしてもらうか。こういうコンテンツを持っていて、こういう人と知り合いで…という情報を常に開示しておくことで、その利用価値を伝えておく。

その上で、活かしてもらう。こうなれば、保育・教育に活きるCCになるだろうなっと思ったのである。

 

素晴らしい学びでした!